これから工場で働きたいと思っているけど、工場勤務でやりがいを感じることなんてあるの？
単調作業だし、働いてもすぐに辞めそうなんだけど・・・
このような悩みに答えます。
どうしても工場で働くということは、繰り返しの単調作業になる場合が多いです。
そんな変化がない日常でやりがいなんて感じないと思う人もいるかもしれません。
しかし、見方を変えればいくらでもやりがいを感じることができると思います。
本記事の内容
・工場勤務でのやりがいを感じられる4つの瞬間
・単調な作業でもやりがいを見出す3つの方法
自分も工場で勤務して17年目になります。
工場勤務生活の中で実際に自分も現場で働いたことがありますので、働いている人の気持ちはよくわかります。
そんな自分が経験したこと踏まえ答えていきます。
Contents
工場勤務でのやりがいを感じられる4つの瞬間
あなたが「 この仕事をした甲斐があった 」と感じた時に、やりがいがあると感じることができます。
仕事をした甲斐があったということは、あなたに何かしらの嬉しい出来事があったということです。
嬉しい出来事の具体例
・報酬がUPした
・周囲の人から褒められたり感謝される
・世の中のために役に立っていることを実感した
・上司や周囲に認められた
上記の出来事を工場勤務に当てはめて考えてみましょう。
昇給・昇格により報酬がUPした
自らの頑張りで昇給や昇格に繋がった。
全てではありませんが、工場で働くといういうことはお金を少なからず欲していると思います。
その貰えるお金が増えれば嬉しいと思います。
頑張って工場のために仕事をして、そのリターンとして昇給・昇格に繋がればやりがいがあると感じることができます。
周囲の人から褒められたり感謝される
自分の行いで周囲の人から褒められたり感謝されると嬉しいですよね？
やってよかったなあと感じるはずです。
そうしたらまた次回もやろうと思いませんか？
では、具体的にどのようなことをすれば褒められるのかわからないという方は、自分の働いている現場の作業環境を整えることをおすすめします。
ちょっとしたことでも作業環境を整えることは、仕事の効率も上がりますので積極的に実施してみましょう。
作業環境の整備
・いつも汚い工具を綺麗にした
・椅子が壊れていたから修理した
・作業しにくい工程のレイアウトを改善した
・複雑な表示をわかりやすくした
・初めてでも作業ができる手順にした
上記は一例ですが、直したいけどできていない部分も多くあります。
作業環境を整えて、「 ありがとう 」と言われてみてください。
その時、あなたはやりがいを感じられているはずです。
世の中のために役に立っていることを実感した
工場で自分達が作った物は、世の中に製品が出ていくということになります。
食品や工業製品の一部のものだとわかりにくいかもしれませんが、完成した姿を見ると感動しますよね。
世の中に自分が携わったものが使われていて、役立っていると思うとやりがいを感じると思います。
ちょっと自分の過去の話をします。興味ない人は飛ばしてください。
以前自分が作業した時は自動車用エンジンの一部を組付けしていました。
エンジンの一部分なので普段の日常じゃ車好き以外は見ることはありません。
どこについているかもよくわかりませんでした。
そのエンジンが搭載された車が出回った時に、工場で実際にその車を見せてもらう機会がありました。
普段一部しか見れてなかった部分の全体像が見れるとやはり感動しましたね。
この車のエンジンは自分が組付けたんだ！ そしてその車が世の中に走っていると思うと、とてもやりがいを感じました。
使われている姿を想像してみてください
上司や周囲に認められた
自分の提案が採用されると認められたと感じ、やりがいを感じます。
承認要求という言葉を聞いたことがありませんか？
簡単にいうと、社会生活を営んでいるうちに「 他人に認められたい 」という感情を抱くことをいいます。
仕事の中で、自分の意見・やり方が認められて嬉しいとなるわけです。
無理難題や自分の都合が良くなるだけの提案しても当然却下を食らうだけですので、採用されそうな提案をしていきましょう。
工場は効率よく生産できることが重要になります。生産に繋がる提案だと認められやすいですね。
単調な作業でもやりがいを見出す3つの方法
単調な作業なんだから、やりがいなんて感じないと思ってませんか？
もしすでに働いていてそのように思うのならば、やりがいを探し出す意識が足りていません。
思考停止で働いてませんか？ 思考停止はNGです。
もしそうだとしたらすぐに脳みそを動かしましょう。
そのまま働いているとモチベーションがダウンして、最終的に仕事が続かなくなります。
やりがいを見出す方法3つ
・不具合や改善点が無いか日々探していこう
・工程の責任者となり昇給・昇格を目指そう
・自分の作った製品に誇りを持とう
上記の方法を実践してやりがいを見つけましょう。
不具合や改善点が無いか日々探していこう
自分の工程は何回も作業するため、手順は覚えていると思います。
体が慣れてしまえば、あとは何も考えずに作業はできるようになると思います。
しかしそのままでは、何も考えない機械と同じなため、頭を使いましょう。
普段の工程で危ない箇所やもっとこうした方が効率よく作業できるなと思う点はありませんか？
今の作業工程も効率よく作業できるように作られたものだと思いますが、実は作業してみたらやりにくいとか、危険な作業になっている等よくあります。
一番その場所で作業している人がわかることだと思いますので、当たり前にしている普段の作業に疑問を持って作業してみてください。
危険箇所の改善や効率よく作業できるように改善できますと、上司や会社から成果を認めらることになり、やりがいにもつながると思います。
そして、また頑張ろうという気持ちになるはずです。
何気ない改善でも日々の積み重ねを考えると意外と時間を使うことになったりしますので、バカにできませんよ。
工程の責任者となり昇給・昇格を目指そう
やりがいを感じられということはやはりお金の要素も大きいと思います。
自分が頑張った分だけ成果としてもらえるお金が増えるのであれば、やりがいがありますよね？
しかし工場勤務の場合、作業内容が同じで頑張ろうが頑張るまいが決められた作業をこなせば問題ありません。
生産数は決まっていますので、自分だけ生産量を増やしても意味がありません。というかそんなことはできません。
フリーランス等の人達は個人の生産次第のため、生産した分だけお金を稼ぐことができます。その辺りが工場とは違いますね。
では、昇給・昇格を早くもらうにはどうしたらいいのでしょう？
そこで、他の作業者とは自分は違うということを上司にアピールをする必要があります。
他人と差をつける方法
・作業時間を早くする
・正確に製品を作る
・常に真面目に勤務する
・積極的に仕事を引き受ける
上司から他の人よりも仕事ができてやる気があれば、「 おっ！コイツやる気があるやつだな 」と思われて昇格も早くできると思います。
やる気のないやつを誰も昇格させない、させたくないですよね？
そのため昇給・昇格を狙うのであれば真面目に仕事に取組み、やる気アピールをしましょう。
自分の作った製品に誇りを持とう
作業している製品は完成後には世の中に流通していきます。
先程も言ったように、自分が作ったものが製品となり使われていると思うと嬉しくなりますよね。
使う人のことを考えながら仕事をすると、テキトーに作ればいいやなんて考えは無くなると思います。
作ったものが人の役に立つと思えば、誇りを持って作業できると思います。
やりがい感じられますよね。
工場勤務でのやりがいを感じられる瞬間まとめ
やりがいが感じられない人は一度、自分は今後どうしていきたいのか考えてみましょう。
他人から与えられてばかりでは、やりがいを感じることが難しいと思います。
目標を立てて頑張ってみてください。
その方が仕事も楽しくなり、やりがいにも繋がると思います。
これから工場で働こうとしている方は、自分で考えて行動していきましょう。
思考停止はやめましょう！
工場勤務が未経験でも問題なく働けてしまう理由を解説【体験談あり】
-
-
工場勤務が未経験でも問題なく働けてしまう理由を解説【体験談あり】
