コロナの影響で工場での働き方に変化があった?
これから働く時に注意することはある?
コロナの影響は自分達に大きな影響を与えています。工場で現役で勤務している自分がこのような悩みに答えます。
本記事の内容
・工場勤務の働き方はコロナでも基本は同じ
・コロナ影響により工場内で変化したこと
・これから工場で働く人に教えたい3つの注意点
Contents
工場勤務の働き方はコロナでも基本は同じ
コロナでも工場の現場( 生産ライン )の働き方は変わりません。むしろ変えることができないと言ったほうがいいですね。
IT業界ではパソコンがあればリモートワークが可能ですが、工場の生産現場ではそうはいきません。
工場にしかない装置、製品を加工する機械、それを組み立てるのは人間です。一部はロボットなどで自動化されている生産現場もあるでしょうが、大半は人が作業する必要があります。
実際に自分の工場でもリモートワークをするのは事務や開発の一部の人で、現場の人達はコロナ前と何一つ変わらず持ち場で働き続けています。
遠隔や自動で製品を作れないのかな?
理想は人が作業しなければいいのですが、すぐにそんな大幅な変更はできません。時間がかかるだけではなく、コストもかかります。
そのため、通勤でコロナのリスクがあろうが出勤する必要があります。
工場の稼働を止めれば当然製品が作れませんので、従業員の給料も出なくなってしまいます。悲しいですが、工場勤務者はリスクを覚悟で工場に行かねばなりません。
コロナ影響により工場内で変化したこと
コロナ影響で変化したこと
・マスクは常に着用
・37.5℃の熱が出たら出勤停止
・食堂や会議机が仕切られた
マスクは常に着用
当たり前ですが、常にマスクは着用になりました。
普段からマスクを着用しているので抵抗はありませんが、中にはマスクを正しく着用していない人もいるため、なんだかなあという感じです。
37.5℃の熱が出たら出勤停止
これがなかなか辛いですね。
現場は基本複数の人で組付け工程を実施しています。そのため、一人がいなくなるとその分誰かが入らないと成り立ちません。
しかも37.5℃を超えたら解熱してから48時間経過後、つまり最低3日後からしか出勤できなくなります。
すぐに熱が下がればいいですが、熱が出て37.5℃を超える日が数日あるなんてことはよくあるので、最悪1週間来れないなんてこともあり得ます。
一人ならまだしも、複数そんな人が出たらその工程は成り立ちませんよね。恐ろしい・・・
食堂や会議机が仕切られた
今やレストランなどでも仕切りがありますよね。
工場の食堂や会議机も同じです。食堂なんてラーメン屋の「 一蘭 」と同じ状態になってます。
一応、食事中の会話は原則禁止なのですが、守っている人は誰もいませんね。まあ無理でしょうね。
会議机も仕切られてますが、アクリルではなくプラスチックの板なので相手の顔が全く見えません(笑)会議必要ある?という感じですね。
相変わらず、なぜか無駄な会議は存在してますね・・・
これから工場で働く人に教えたい3つの注意点
もしこれから工場で働く人は参考にして頂けると幸いです。
注意点3つ
・コロナのリスクを回避する
・夏場のマスクは地獄
・歓迎会や懇親会は開催できない
コロナのリスクを回避する
これも当たり前の話ですが、常識のある行動をしてコロナのリスクを回避してください。
工場勤務だと色んな人がいますので、中には何も考えていない人がいるんですよね。リスクを考えない行動は他人や工場に多大な迷惑をかけることになります。
自分の工場でも、このコロナ禍で夜の街に繰り出してコロナに感染したアホがいました。自分だけは大丈夫と安易な考えで行動をしていたのでしょう。
今は感染者が増えてきていますので、通常の行動をしても感染する恐れはあります。しかし、自ら危険に飛び込む行動は避けるようにしましょう。
工場勤務者でなくても当然の話ですけどね。
夏場のマスクは地獄
今は冬なので問題ありませんが、夏場はマスクが暑くとても辛いです。
2021年の夏までにコロナが無くなればいいですが、無くならなかった場合はマスクを引き続き着用する必要があります。
現場ではマスク、目を保護する保護メガネ、騒音から耳を保護する耳栓を基本は着用しているはずです。
夏は作業すると暑い為、マスクをすると熱がこもり息苦しくなります。さらにマスクの熱気で保護メガネも曇ったり、汗でべたべたになります。
マスクを着用しての作業は熱中症のリスクも上がりますので、注意が必要です。
このような冷感マスクをすると多少マシになります。多少ですよ・・・
歓迎会や懇親会は開催できない
嫌いな人は逆に無くなって嬉しいかもしれません。もし、工場に入って飲み会をしたい人ならば今は体験することができません。開催できても本当に少人数です。
今はコロナ禍ですので、基本は集まることができません。開催してクラスター発生になったらとんでもないことですよね。
個人的には飲むことが好きなので、工場の飲み会は好きでした。やはり新人が来た時の歓迎会や、部署が移動になる人に対しての送別会は楽しく飲めますので。
居酒屋の雰囲気や、安い料理やお酒、普段の仕事では見られない酔っぱらった同僚の姿など、飲み会の席でしか見られませんからね。
リモートで飲む酒とは美味しさが全然違いますよ。
この楽しさを体験できないのは、飲み会を楽しみにしていた人はかわいそうですね。逆に無くてよかった人はラッキーになりますね。
工場勤務の働き方はコロナ影響で変化した?まとめ
コロナは工場での仕事にも少なからず影響を与えています。
ただ、飲食業や旅行業と比べて工場は比較的損害は少ない方ですね。仕事は相変わらずたくさんあります。
これからの生活にも感染リスクがあり不安もありますが、生活するにはお金を稼ぐ必要があります。
工場ならば働けば手っ取り早くお金をもらうことができますので、これから働こうとしている方は参考にしてください。
少しでも早くコロナ以前の生活に戻れるよう願っています。
みなさまもどうかお気をつけてください。
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