スーパーボールってご存知ですか?
よく縁日などで、様々な色のカラーボールすくいを見たことがあると思います。
アレのことです。
自分がまだ小さかった頃からありますが、コンクリート等固い場所に投げると勢いよく跳ね上がって楽しいですよね。
子供はスーパーボール好きですからね。
カラフルできれいなため、よく集めたものです。
そんなスーパーボールですが、手作りできると話を聞いたので今回は子供と一緒に楽しく作ってみました。
どうせならきれいなスーパーボールを作ってみたいと思います。
本記事の内容
・スーパーボールの作り方
・きれいな色をつける工夫をしてみた
子供と一緒に作れますので、ぜひご家庭で楽しんでくださいね。
スーパーボールの作り方
材料について
スーパーボールを作るための材料はスーパーや、100均で揃えることができます。
自分は100均(セリア)でラメも買いました。
メモ
・洗濯のり(PVCと明記があるもの)
・食塩
・水
・使い捨てコップ
・割りばし
・新聞紙やチラシ
・キッチンペーパー
・キッチンスケール
・絵の具
・ラメ(必要に応じて)
今や100円である程度の物は買えちゃいますね!
ただ、この絵の具は内容量が少なくすぐに無くなってしまいました。
(子供が使い過ぎたせいかもしれませんが・・・)
洗濯のりは必ずPVC(ポリビニルアルコール)と明記のあるものを使用しましょう!書いていないものだと、スーパーボールが固まりません。
スーパーボールの作り方手順
①.作業する時は新聞紙やチラシを敷いて作業すると、汚れが軽減できますよ。
その後、洗濯のりをコップに1㎝程度入れます。
②.絵の具を入れてよくかき混ぜます。
固まりができてしまうとスーパーボールのひび割れに繋がりますので、少量でいいですよ。
ただ、今回買った絵の具は内容量が少なくすぐに無くなってしまいました。
(子供が使い過ぎたせいかもしれませんが・・・)
③.別のコップに水100㏄と食塩を約40g入れて混ぜて飽和食塩水を作ります。
正確には水が20℃の時に約36gしか溶けませんが、気にしないでください。
キッチンスケールが無い方は、食塩が水に溶けなくなるまで入れましょう。
写真で見てわかるように40gの食塩って結構大量です。
今回300gの食塩を買ったのですが、単純計算で7個のスーパーボールしか作れません。
多くのスーパーボールを作りたい方は、食塩も大量に用意しましょう。
④.洗濯のりが入っていたコップに飽和食塩水を入れていきます。
⑤.割りばしでゆっくりかき混ぜると固まりが割りばしにくっつきます。
⑥.固まりを取り出し、キッチンペーパーで水分を取りながら手のひらで丸めていきます。
なかなか丸める工程が難しいです。
1度割れた状態ができてしまうと、くっついてくれませんのでデコボコになってしまいます。
しかも、写真のように新聞紙にしばらく置いておくと、新聞紙のインクがつきますのでやめましょう。
置くならキッチンペーパの上に置いてください。
一応できたのか?
⑦.1日放置して乾燥したら完成です。
ドライヤーを使用すると早く乾きますよ!
完成した後は投げて弾み具合を確認しましょう。
意外といびつな形でもよく跳ねますよ!
完全に乾燥してしまうと跳ねなくなるようなので、保管するときはジップロックなどに入れて保管しておきましょう。
きれいな色をつける工夫をしてみた!
①の作業時に絵の具を数種類混ぜて入れると、きれいなマーブリング模様になるかな~と思いチャレンジしてみました。
また、ラメを入れるとキラキラしてきれいなスーパーボールができそうな予感。
できたもの。
なんかコレジャナイ感が漂ってますが、作ってしまったものはしょうがないですね。
ホントに絵の具は少量の方がきれいな気がします。
ラメをチャレンジしたやつなんですが、写真で見るとよくわかりませんね。
一応光に当てるとキラキラしてます。
ラクに色はつけれますが、狙った色を出すのは難しいです。
アイキャッチのような鮮やかな色はとても作れませんでした。
スーパーボールの作り方!きれいな色もラクにつけられる?まとめ
PVAはポリビニルアルコールと言いましたが、これは水溶性のプラスチックになります。
洗濯のりは【PVAと水】の分子同士がくっついて馴染んでいる状態です。
【PVAと水】よりも【食塩と水】の方が結び付きが強く、飽和食塩水を洗濯のりに混ぜると食塩により【PVAと水】の関係性が崩され、PVAのみ抽出することができます。
今回一応それらしいスーパーボールは作ることができました!
しかし形や色は理想に近づけることができませんでしたので、次回作るときがあればもうちょっとうまく作りたいですね。
小さい子には何が起きているか理解するには難しいかもしれませんが、楽しく作って遊ぶことがはできましたので、チャレンジしてみてくださいね。
コップや水の取り扱いにはご注意を!
うちの子は案の定コップを倒して床がびしょびしょになりました。
楽しく作れたのでよしとしましょう!