プラグイン「Redirection」を使用してリダイレクト設定をする方法

「Redirection」を使用すれば現在のURLから別のURLへリダイレクトすることが可能になります。


主な使用用途としましては別のサイトに引っ越しをする際や、パーマリンクを変更した際に使用することになります。


アイキャッチ画像のような404エラーを出さないためにも、リダイレクトを実施しましょう。

リダイレクトとは？

自分のサイトにアクセスしてきたユーザーに対し、自動的に指定した別のサイトへ転送させることをリダイレクトといいます。


よく使用されるリダイレクトは大きく分けて301と302のリダイレクトがあります。


301リダイレクトとは恒久的な転送を意味しており、サイトの移転やパーマリンクを変更した際に使用されます。


302リダイレクトとは一時的な転送を意味しており、サイトの改装中等の一時的に転送したい場合に使用されます。

「Redirection」をインストールする

まずはプラグインのインストールから実施しましょう。


ダッシュボードのプラグインから新規追加で「Redirection」を入力して検索し、「今すぐインストール」をクリックしてインストールを実施してください。

インストールが終了しましたら、有効化を押して有効にしましょう。

「Redirection」を設定する

次にダッシュボードのプラグインから 「Redirection」 の中の「設定」をクリックします。

そうすると英文で書かれた 「Redirection」 の概要が表示されます。


特に気にせず、下の方にある｢セットアップを開始」をクリックします。

そうすると「基本セットアップ」が表示されます。


ただすべて英文なので、こんな時はGoogleさんに頼りましょう。


何も気にしない人は上2つにチェックして「セットアップを続行」をクリックしましょう。

翻訳すると

上２つは必要かなと思いますが、3つ目は閲覧者のIPアドレスを保存すると言ってます。

法律を遵守して～の一文がありますので、保存したい方はその辺りに注意してチェックを入れるようにしてください。

自分は必要性がありませんでしたので、チェック無しです。

「セットアップを続行」をクリックすると「REST API」の表示がされます。


ここでは特に設定はありませんので、「セットアップ」完了をクリックしましょう。

「セットアップ完了」をクリックしたら「setting up Redirection」→「完了」と進みましょう。


これで設定は完了です。

リダイレクトの設定

実際に「Redirection」を使用してリダイレクトしてみましょう。


ダッシュボードのツールから Redirection を選択します。

新しい転送ルールの追加

転送ルールをクリックするとこのような画面が表示されます。

基本的な使用方法は「新しい転送ルールを追加」の項目にＵＲＬを記入するだけです。

2つの箇所にＵＲＬを入力したら「転送ルールを追加」をクリックしてください。

そうするとデフォルトで301リダイレクトを実施してくれます。

歯車マークの設定を押すと細かい設定も変更することができます。

必要に応じて設定してみてください。

設定をしたら変更元のURLにアクセスしてみて404エラーが出なければＯＫです。


正常にリダイレクトされていれば、変更先のURLにアクセスされます。

「Redirection」を使用してのリダイレクト設定まとめ

「Redirection」のプラグインを使用すれば簡単にリダイレクトが可能になります。


設定内にインポート、エクスポート機能もありますので、リダイレクトの変更数が多いときはCSＶ等に出力して変更すると効率的に作業可能です。


サイトの移動やパーマリンクを変更した場合は、確実に301リダイレクトを実施して404エラーを発生させないようにしましょう。


新規URLに更新した場合はGoogle search consoleでインデックス登録をすることを忘れずに！